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液相レーザーアブレーションでつくる金属ナノ粒子...
図はフェムト秒レーザーを用いた液相レーザーアブレーションにより作製した Cuナノ粒子のTEM・SEM像です。
ナノ粒子の形状は、レーザー光の偏光に依存し、 直線偏光のとき針状に成長したナノワイヤ(直径:~50 nm、長さ:~5 m)、 円偏光のとき球状ナノ粒子(直径:~50 nm)が形成されることを見出しました。
さらに、レーザー照射直後に形成されたナノ粒子の核の形状がすでに偏光状態に 依存しており、光と表面プラズモンとの相互作用がナノ粒子の形態に影響している ことが考えられます。
この方法を利用して作製したナノ磁石の研究も行っています。